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だから集客できない!やってはいけないホームページ制作5つの間違い

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制作会社に依頼をするにしても、ホームページを制作するのはそれなりに骨が折れる作業です。

たぶん想像しているよりも準備する資料なども多いですし、制作側とのコミュニケーションがスムーズにいかない場合だってあります。

そのため、ホームページを開設しただけで満足してしまう人も多いですが、実際にはただ開設しただけでは間違いなく集客はできません。本日は、誰もがやってしまいがちなホームページ制作における5つの間違いについてお伝えしたいと思います。

スマホの存在を見ないようにしている

制作の仕事をしていると、「スマホ表示のことはまぁいいから」と言ってくるクライアントが結構います。何が「まぁいい」のか分からないですが、あなたがいくら見ないようにしていてもスマホはこの世からなくなりません。

ホームページで扱うテーマによっては、ほとんどのユーザーがスマホで見ているなんてことは十分ありえます。あなたがこだわりぬいたPC表示用のデザインも、ほとんどのユーザーに見られていない可能性だってあるのです。

ジャンルによって割合は様々ですが、現在は無視できるほどスマホのシェアは小さくありません。この辺りについて提案してこない制作会社なら依頼すること自体間違いですし、実は制作会社の人間自身よく分かっていないということもありえます。

この辺りは次で紹介する「見た目だけきれい」につながる部分もありますが、紙のデザイン出身でマークアップ(コーディング)できない・または苦手という人はそもそもなんでスマホ対応しなきゃいけないか分かってない場合もあります。

見た目だけきれいにデザインしている

ホームページのデザイン(Webデザイン)というと、なんか絵とか模様とか描き込んで見た目をきれいに仕上げることをイメージするかもしれません。しかしそれらはWebデザインのほんの一部の要素で、しかし重要度は高くありません。

もちろんブランディングをしていくのであれば見た目のきれいさは重要になってきますが、ホームページの目的が集客である場合にはそうではありません。

インターネットを利用する人の動機のほとんどは「情報収集」です。ですから、ホームページ上の情報の読みやすさ(可読性)や写真の訴求力の方が重要になってきます。見た目のきれいさにこだわりすぎると、ユーザーが情報を得るのを邪魔してしまう恐れもあります。

そもそも、集客できていないうちからブランディングすることに意味はあるのでしょうか? まずは集客→収益化するための仕組みを構築し基盤を作らないことにははじまりません。

個人事業主・中小企業のホームページ集客は、検索エンジンからの流入をメインに狙っていきます。そのため、どのようなキーワードを狙い、どのようなコンテンツを作成するか、CTAはどこに配置するかといったことや、重複コンテンツ対策やSEOを意識したマークアップ、内部構造の最適化などの方が、見た目よりも重要になります。

集客を目的としたホームページは広告ツールですので、ただきれいにすればいいというわけではありません。ユーザーに読ませたい・見せたいものを邪魔しないことが最優先で、デザイナーの個性を表現する場所ではないのです。

そのため、むやみに「ブランディング」やら「デザインの重要性」やらを主張してくる制作会社には注意してください。いくらきれいな見た目を追及しても、様々な動き(ギミック)をつけても、それはユーザーの求めているものとは違います。お金をドブに捨てるようなものです。

実際、紙のデザインで食えなくなってWebに流れてきたというタイプのデザイナーには、SEOについて知らなかったり、そもそもマークアップがろくにできないという人もいまだにいます。そういう人たちは自分の得意分野に持ち込みたいがために、ことさらデザイン(見た目の部分)とかギミック(ボタン押したらどう動くとか)にこだわります。

彼らからすれば、マークアップはSEOが分からなくても見た目をデザイン通りにすることは(なんとか)できますし、ギミックの部分は外注すればいい話です。でもそのホームページで集客できるかと言われればそんな自身まったくない。なぜならやり方を知らないから。

きれいなデザインやギミックを提案されると、自分のホームページがすごいことになると思ってワクワクするかもしれません。でもその提案はあなたのためではなく、業者のためのものです。あなたには何のメリットもありません。

ユーザーが求めているのは「情報」です。あなたのホームページが美しくても、誰もそこは見ていません。

※デザインは「設計する」という意味なので、本来は「見た目をどう飾るか」というだけのものではありません。しかしデザインというと見た目のことを指すことがほとんどですので、ここではその意味で使っています。

ブログなし、または外部ブログを使っている

ホームページでの集客は、継続的な情報発信による検索流入の獲得が非常に重要です。よくいわれるSEO対策というのも、「いかに検索結果の上位に表示させるか」という方法のことです。

検索エンジンからの高評価を得るには、コンテンツの質も重要ですが、同様に「量」も大事になります。そのため、ホームページにはブログを設置することがもはや必須と言ってもいいでしょう。

ブログと言っても、アメブロなどの無料ブログサービスでは意味がありません。あなたのホームページのコンテンツの量を増やすことが大事なのですから、外部のブログをいくら更新しても仕方がないわけです。

また外部ブログは、いつまでたっても自分の資産にはなりませんし、外部ブログサービスの利用規約に反すると判断されれば一瞬で削除されることもありえます。

あなたの所有する独自ドメイン下でコンテンツ(ブログ記事)を積み上げていくことで、ホームページに対する検索エンジンの評価が上がります。評価が上がれば、様々なキーワードで検索結果の上位に表示させることができるようになります。

しかし外部ブログだと、いくら記事を書いても外部ブログのドメインが強くなるだけで、あなたのホームページのドメインは一向に強くなりません。積み上げていくことによって得られるメリットのほとんどが得られないということになるのです。

ターゲットユーザーの幅が広すぎ

想定しているターゲットを尋ねると「20~60代の男女」と平気な顔で答える人がいますが、それは「自分はビジネスについてろくに考えていません」と言っているようなものです。

自分の商品・サービスについて突き詰めていけば、絶対にどの層に一番響くのかは見えてくるはずです。たとえばフィットネスであれば、男性向け・女性向けという性別や、20代後半とか30代前半とか年齢で見ていくこともできます。

また「会社帰りに寄りたいOLさん」とか「産後の体型崩れを気にする主婦」とか、その人の状況で見ていくこともできるわけです。

そうしてターゲットを可能なかぎり狭めて設定し、そのターゲットに響くことだけを考えて情報を発信します。そうすると結果として、ターゲットだけでなく、ターゲット以外の層にも響くようになるのです。

これが、ターゲットを広く設定してしまうとメッセージが弱くなり、誰にも響かなくということになってしまいます。そのため、ターゲットをできる限り狭く設定し、そこに向けて継続的に情報を発信していくことを考えましょう。

アクセス解析はしないことにしている

案外多いのが、ホームページを開設したことに満足してしまってアクセス解析も設置しないというパターンです。

アクセス解析を設置しないということは、データが手に入らず、どこを改善するべきなのかが一切分からないということです。データがなければコンバージョン率も出せませんし、どのようなコンテンツを増強していけばいいのかという算段もつけられません。

もしまだアクセス解析を設置していないのであれば、Googleアナリティクスを導入しましょう。

ユニークユーザー数やページビュー数などの基本的なところはもちろん、新規ユーザーとリピーターの割合、ユーザーの閲覧環境(PCかスマホか、使用ブラウザなど)、どのページがアクセスを集めているかなど様々なデータが手に入ります。

ホームページで集客をする以上、データ収集・効果測定は必須です。よく分からないのであれば、分かるようになるほかありません。にもかかわらず、少しでも数字が出てくると避けて通ろうとしてしまう人は実に多いように感じます。

しかしそれは、避けずに取り組めばライバルに大きく差をつけることができるということでもあります。はじめはわからなくても、とりあえず目を通し続けてください。分からないことを調べ、データをにらめっこしているうちに、あるときからスラスラと自身のホームページの状況が把握できるようになります。

以上が、集客用ホームページの制作でやってしまいがちな5つの間違いです。ご自身のホームページと照らし合わせてチャックしてみてくださいね。

photo credit: Modern Pentathlon Equestrian – When it all goes wrong – Dennis Bowsher (USA) via photopin (license)

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