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ユーザーの心をガッチリつかむために!ウェブサイトの構成を考えよう

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ウェブサイトは、ユーザーをできるだけ離脱させずにいろいろなコンテンツを見てもらい、あなたのビジネスに興味を持ってもらえるように構成を考えなくてはなりません。

ユーザーを離脱させないためには、

  • ユーザーが迷わない構造になっている
  • ユーザーが期待するコンテンツが配置されている
  • 複数のコンテンツを見てもらえるように導線を引いている

ことが重要になります。

業者に頼らず自分で作る!初心者のためのウェブサイト制作ガイド【全10回】


ウェブサイトの構造は階層構造に

ウェブサイトは、階層構造になるようにコンテンツを構成することが基本です。

ブログのカテゴリーをイメージしてもらうと分かりやすいかと思いますが、例えば「犬」という大カテゴリーの中に「ビーグル」「コーギー」「柴犬」というように小カテゴリーが配置されていれば、とても分かりやすいですよね?

ビーグルについての情報を探している人は、「犬」というカテゴリーを探せば目的の情報が見つかりそうだと見当をつけることができますし、さらにはビーグル以外の犬種の情報にも容易にたどり着くことができるわけです。

しかし、「ビーグル」という小カテゴリーが「猫」という大カテゴリーに入っていたらどうでしょう? または「コーギー」や「柴犬」という小カテゴリーは「犬」という大カテゴリーの中にあるのに、「ビーグル」だけは外に配置されているとしたら?

きっとユーザーは混乱しますし、目的の情報までたどり着く前にウェブサイトを閉じてしまうかもしれませんよね。

こうやってたとえ話で聞くと「そんなことするはずない」と感じるのですが、実際いろいろなウェブサイトを見てもらえれば、こういう構造の部分がガタガタのものがたくさんあることに気付いてもらえるかと思います。

ウェブサイトのコンテンツは、階層構造を意識して配置してください。そうすることで、ユーザーを迷わせることなく目的の情報にたどり着かせることができます。

こうした使いやすさは、ユーザーのウェブサイトでの滞在時間を延ばすことにもつながります。そして滞在時間が延びると、SEO的にも高評価につながりますので、ぜひ「分かりやすい・使いやすい」構成を目指していきましょう。

グローバルナビゲーションの項目は5つを目安に

「7±2の法則」というものがあります。

これは、心理学者のジョージ・A・ミラーという人が1956年に提唱した法則で、「人間が一度に認識できる要素の数は7±2個(つまり5~9個)である」とするものです。

そのためウェブ制作の現場においても、グローバルナビゲーションの項目数は5~9個程度にしましょうということは昔から言われていました。

しかしその後、2001年にネルソン・コーワンという人によって7±2の法則は否定され、現在では「人間が認識できる要素の数は4±1である」という説が定説化しています。

これらのことから、グローバルナビゲーションの項目数は5つを目安に構成を考えるようにしましょう。

ウェブサイトを訪れたユーザーは、グローバルナビゲーションの項目があまりに少ないと物足りなさを感じますが、逆に多すぎても見る気をなくしてしまいます。

項目数が少ない場合は、ユーザーの欲求を満たすのが難しい可能性がありますし、項目数が多すぎれば、そもそも見てもらえない可能性があるということです。

どちらの場合も構成の検討が不十分な場合がほとんどですので、主要コンテンツ(=グローバルナビゲーションに入れる項目)についてもう少し掘り下げて考えてみるようにしましょう。

トップページに何を置くか?

トップページには、各コンテンツへのリンクを配置しましょう。

そうすることで、ユーザーはウェブサイトの中に期待しているコンテンツがあるかをパッと見て判断できますし、各コンテンツ(下層ページ)へのハブという、トップページ本来の目的も果たすことができます。

なお、トップページからリンクするのは、できるだけウェブサイト内のコンテンツにしましょう。トップページからいきなり外部のサイトへリンクしてしまうと、せっかく訪れてくれたユーザーをろくにサイト内のコンテンツを見せずに逃がしてしまうことになります。

どうしても外部リンクを設置したい場合は、サイドバーやフッターなどからリンクするようにしましょう。

ブログは今の時代は必須コンテンツ

現在の検索エンジンはコンテンツを非常に重要視しています。

もちろん質は言わずもがなですが、なによりまず量がなくては話になりません。正直な話、10ページ程度のウェブサイトではいくらSEO対策をしても収益化はむずかしいです。

このことも、会社案内・名刺代わりのウェブサイトを作る意味がない理由の一つです。

コンテンツで検索エンジンからの評価を獲得していくには、継続的にコンテンツを追加・更新していく必要があるわけです。そして、そのために最も適しているのがブログです。

ウェブサイト内にブログを設置することで、様々な切り口から情報を提供することができるため、まだあなたのビジネスや商品を認知していないユーザーもウェブサイトへ誘導することができます。

そして量を書いていくことで、検索エンジンに「このウェブサイトには役に立つコンテンツがある」と高評価をもらうことができるわけです。

これがもしブログもなく10ページ程度しかないウェブサイトだったらどうでしょう。継続的にコンテンツを増やしていくこともできないですし、その10ページが検索結果の上位に表示されていなければそもそもユーザーに存在さえ知られない… というのがイメージできますよね?

独りよがりにならないように常に注意を

ウェブサイトの運営に慣れてくると、ついつい内輪ネタとかで盛り上がってしまうことがあります。しかし、当たり前ですが内輪ネタが受けるのは内輪だけです。

ウェブサイトは多くの場合、またあなたを知らない人に向けて情報を発信するものですので、内輪ネタとの相性はよくないはずです。

またこれもついついやってしまいがちなのが、「ユーザーが自分の商品・サービスに興味がある」という前提で話をしてしまうということです。

これをやってしまうとどうしても売り込み感が強くなってしまいますので、またあなたの商品に興味のない人はまず離れていってしまいます。

これらの間違いを犯してしまう原因は、ユーザー視点を忘れて独りよがりになってしまっていることです。常に「ユーザーはどんな情報を求めているのか?」「ユーザーが自分のコンテンツを見てどう感じるか?」ということを意識するようにしましょう。

制作前に構成をしっかり考えておかないと……

これから長い時間をかけてじっくり育てていくウェブサイトです。実際に制作に取り掛かる前に、しっかりと構成を考えておきましょう。

ろくに構成を考えず「まぁ、なんとかなるでしょう」と見切り発車で作り始めてしまうと、取り返しのつかないことになりかねません。

よく聞く話では、はじめは通常のHTMLで制作を進めていたのに、途中で「あ、やっぱりブログが必要だ」となって後から無理やりWordPressを突っ込むというパターンです。

この場合、予算やスケジュールの関係などでブログ以外のコンテンツはHTMLで、ブログだけWordPressで組むというような方法がとられます。

しかしどうせWordPressを導入するなら、すべてのページをWordPressで組んでしまった方が開設後の管理や更新の手間は格段に少なくなります。

たとえば、ブログとほかのページでデザインが共通の部分があり、そこに修正が必要になったとします。その場合、すべてのページをWordPressで組んでいれば、WordPress上で修正を行えばすべてのページで変更が反映されます。

しかしブログ以外のページをWordPress外で組んでしまった場合、WordPressとそれ以外でそれぞれで作業をするという二度手間が発生してしまいます。

制作前にしっかり構成を練っておくことで、このような運営開始後のリスクも回避できるというわけです。

そして、こういった無駄な作業を極力減らせるようにしておけば、さらにページを追加したりするときの心理的負担を大幅に減らせます。その意味でも制作前に、十分構成を練っておきましょう。

≫ 第3回:ユーザーの心にグサリと刺さる!コンテンツの作り方

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