ノマドワーカーってフリーランス?ノマドとフリーランスの違いを考えてみる

2017.12.03 2018.01.05ノマドワーキング
ノマドワーカーってフリーランス?ノマドとフリーランスの違いを考えてみる

特定の事務所を持たずカフェなどで仕事する、いわゆる「ノマドワーカー」と呼ばれる人はみんなフリーランスなのか? そもそもノマドとフリーランスってどう違うのか?

ノマドというスタイルに興味を持ったばかりの人には混同しやすいところかもしれません。今回はノマドワーカーとフリーランスの違いについて考えてみたいと思います。

フリーランスとはどんな人?

まず、フリーランスってどんな人でどんな仕事をしているのか? について考えてみたいと思います。

世の中には、大きく分けて法人と個人事業主という事業形態があります。

法人には株式会社、合同会社、合資会社などいつくか種類があります。大規模なもの・小規模なものありますが、基本的に「組織として」事業を行う形態です。ただ、最近は「一人会社」と言われるような、社長一人だけで経営しているものもあります。

対して個人事業主は、組織ではなく文字通り「個人として」事業を行う形態です。一人会社と違いがないように思えますが、税金面で違いが出てきます。

一人会社の場合は法人として税金を「法人税」を払い、個人事業主は「所得税」として税金を払います。双方で税率が違うため、個人で事業をしていた人が所得が高くなってきた場合に、主に節税の目的で法人に切り替える(法人成り)ことがあります。

あとはやはり個人と法人では外からの信頼感が違うため、事業開始の時点で法人として始める場合もあります。

フリーランスとして働いている人には、基本的に個人事業主が多いです。

ただ、フリーランスは必ずしも個人事業主でなくてはいけないかというとそんなことはなく、上でも言った一人会社として事業を行っている人もいますし、外注や従業員を雇って組織で仕事をしている人もいます。

僕はWeb系の仕事をしているフリーランスですが、僕も一人では手に余る規模の案件の場合に業務の一部をフリーランス仲間に外注したり、逆にされたりしています。

また個人同士でなく、Web制作会社などから制作請負として実作業をすべて行うなど、案件の規模や作業範囲はさまざまです。

そのため、いつでも「ここからここまで」という感じで担当範囲が決まっているわけでなく、今回はこの作業を担当して、いくらの報酬をもらうなども都度決めていく必要があります。

ノマドとは、働き方

それでは、「ノマド」「ノマドワーカー」とはどんな人なのか? というと、特定の事務所にとどまらず、カフェなどのWi-Fiを利用して仕事をする人のことです。

ノマドワーカーのすべてが事務所を持っていないわけではなく、自宅や事務所で仕事をすることもあれば、必要に応じて外でも仕事をするという人もいます。

簡単に言えば、ノマドとは事業形態にかかわらず、事務所以外の場所で仕事をする人のことを指します。

そのため、フリーランスでもノマドではない人もいますし、フリーランスでノマドの人もいるわけです。

また、ノマドだからと言ってなにが何でもカフェで仕事をしているわけではなく、「その方が都合がいいから」という理由でカフェなどを利用している人もいます。

客先での打ち合わせがある場合、遅刻しないよう近くまで早めに行き、時間まで資料に目を通している人だっているでしょう。また、自宅で引きこもって作業をしていると気が滅入るため、気分転換を兼ねて外に出るという人もいます。

日本では、そうしてオフィスを離れてカフェなどで仕事をしている人を毛嫌いする人も一定数いますが、現在ではわりと一般的なワークスタイルだと言えます。

まとめ

フリーランスとノマドワーカーというのは、そもそも違うカテゴリーの言葉です。フリーランスの「フリー(自由)」のインパクトが強すぎて、自由なイメージのあるノマドワーカーと混同してしまいがちなのかもしれません。

しかしフリーランスとは、特定の組織に属していないという意味で「フリー」なわけで、どこでも仕事ができるという意味の「フリー」ではありません。

逆に言えば、会社が許すのであればサラリーマンでもノマドワーカーとして働くこともできるということになります。

いずれにしても、ノマドライフを実現したいのであれば、どのように収入を得るかとしっかり考えておくことは必要です。ノマドになればお金が稼げるわけではありませんので、その辺は誤解しない方がいいでしょう。

柴田竹思

柴田竹思

ベトナム在住Web系フリーランス。有名企業から個人事業まで、いろんなウェブサイトを制作してます。これまで400弱くらい作りました。一年中WordPressばっかりいじってます。

プロフィールはこちら