フリーランスWebデザイナーの年収は?周りの人に聞いて調べてみた。

2018.02.20 2018.03.26フリーランス
フリーランスWebデザイナーの年収は?周りの人に聞いて調べてみた。

これからフリーランスWebデザイナーになりたい人にとって、その年収は気になるところだと思います。

ということで、今回はフリーランス6年目の僕が先輩・後輩フリーランスに聞いて調べた、フリーランスWebデザイナーの年収や独立前の準備、収入を上げるための考え方などについてお伝えしていきたいと思います。

フリーランスWebデザイナーの平均年収は300~400万円らしい

CrowdWorksの運営する『はじめようフリーランス!』によると、Webデザイナー(会社員含む)の平均年収は300~400万円らしいです。

30代男性サラリーマンとほぼ同じかそれ以下というところなので、ちょっと夢がないですよね。

特にフリーランスの場合、会社の福利厚生制度などを利用できるわけではないですし、老後のことも考えるともう少し欲しいところです。

最高年収5000万円、最低年収280万円

ただ、実際に僕の知り合いのフリーランスの方々に聞いてみた感じでは、上記のソースは「あくまで平均」ということが分かりました。

一言で「フリーランス」と言っても、形態(法人・個人事業主)、専門分野、クライアントの属性などさまざまです。また各々のスキルによっても単価が変わってくるため、年収には自然とバラつきが出てきます。

最高は一人会社として活動している人で、年収5000万円。最低はフリーランスになって2~3年の人で、年収280万円。よく考えれば当たり前の話で、そもそもフリーランスって

  • どんな仕事をするか?
  • どのように働くか?
  • どれくらい稼ぐか?

というのを自分で決められるわけなので、平均など出しようがないですし、無理やり出したとしてもあまり意味がない情報になってしまいます。

僕の知り合いでも、ウェブサイトの受注制作だけでなく運営にも参加することでマージンを得ている人もいれば、「年400もあれば…」と言いながら細々と仕事を続けている人もいます。

その人の性格やライフスタイルにもよりますが、年収が高い人は総じて投資など「お金の話」に積極的で、Web制作をクリエイティブな面だけでなくビジネスとして捉えている傾向があります。

一方で年収がそこそこという人は、人付き合いを敬遠している、技術(センス)があれば稼げると思っている、お金の話をしたがらないという傾向があります。

フリーランスはローンを組めない?

「フリーランスはローンが組めない」とか「クレジットカードを作れない」という話をよく耳にします。

しかしこれは半分本当で半分嘘です。

フリーランスでもローンを組んでマイホームを手に入れた人もいますし、クレジットカードの審査だって通ります。つまり「フリーランスだから」ダメなんじゃなくて、収入額の問題です。

ただ、コネなしの状態でフリーランスになった人の場合、事業を軌道に乗せるまでにある程度時間がかかるかもしれません。その間はクレジットカードの審査に通りにくいかもしれないので、サラリーマンのうちに作っておいた方がいいかもしれません。

また個人的な考えですが、独立してから最低でも数年は、税理士さんにお願いせずに自分で帳簿づけをした方がいいです。

自分でやると自然とお金のことを考えますし、そうすると自分のやっていることが「創作活動」ではなく「ビジネス」だということを実感できます(あと青色申告のありがたみも)。

フリーランス1年目をどう乗り切るかがカギ

僕自身、コネなしの状態でフリーランスになった人間です。ちなみに、1年目の年収は180万円くらいでした。フリーターレベルですね。

そのため、独立前に自動車工場の期間工で貯めたお金がなければ乗り切れなかったと思います。ですので、これからフリーランスを目指すのであれば、給料という形でお金をもらえるうちにできるだけ貯蓄しておくことをおすすめします。

僕の場合、まったく仕事がなくても1年は生活できる分のお金を貯めました。そのため、1年目の収入は低かったですが、貯金がまったくなくなることはなく、気持ちに余裕をもって暮らすことができました。

十分な資金のない状態で独立してしまうと、気持ちに焦りが出てきます。そして、焦りがあるといいアイディアも浮かんできませんし、判断ミスも多くなります。

ある程度の期間、無収入でも生活できる分のお金を確保し、その期間をいくつかの段階で分け、それぞれの段階での目標を設定するといいと思います。

なおこの際の目標は「売上○○万円!」みたいなものではなく「ポートフォリオ用に5サイト作る」「月30件営業をかける」など、行動ベースの目標を立てることをおすすめします。

なぜなら、何もデータがない状態で売り上げ予想など立てられませんし、その状態で立てた目標に意味などないからです。

でも行動にはデータは必要ありません。データはなくてもサイトは作れますし、見込客にメールや電話でコンタクトをとることはできますよね。

そして大事なのは、行動をすることではじめてデータが手に入るということ。

ポートフォリオとして見せて反応のいいサイトはどんなものなのか? 何件営業をかけると何件成約できるのか? どんな文章だと見込み客の反応がいいのか?

これらは行動するからこそ手に入るデータです。そういうデータがある程度集まってから、「売上○○万円!」みたいな目標を立てるといいでしょう。

そうであれば、どのような行動をどれくらいすれば目標達成できるかという予想ができますので。

フリーランスWebデザイナーが年収を上げるには?

フリーランスWebデザイナーが年収を上げるにはどうすればいいのか? 僕なりの考えをお伝えします。

まず一つは、受注制作だけにこだわらないこと。上でもお話ししたように、クライアントのサイト運営にまで参加することで、マージンを得る契約をすることもできますし、自主メディアを運営しアフィリエイトや広告収入を得ることもできます。

こうした運営を経験することで、クリエイター視点では見えなかったウェブサイトのマーケティング的な側面が見えてきます。

実際のところ、現在のWeb制作業界ではウェブサイトのアート性よりもマーケティング的な役割が求められています。

どれだけきれいなウェブサイトでもユーザビリティやアクセスビリティが悪ければ評価はされません。極端なことを言えば、売上に貢献さえすれば、一定以上の評価は得られます。

そうした視点を養うためにも、制作だけでなく運営も経験してみることをおすすめします。

次に、需要が高く供給が追い付いていない分野のスキルを身につけていくことです。

ありがちなスキルを身につけても仕事につながりづらいですし、たとえつながったとしても単価が低くなりがちです。

嫌な言い方になってしまいますが、単に「Webデザイナー」というくくりなら、それこそ掃いて捨てるほどいます。その中で存在感を示し、依頼を獲得するためには非常に高いスキルが必要になってきます。

またデザインには、「好み」という極めて主観的な要素がついて回ります。いくらセンスを磨いても、最終的にはクライアントの好みに合わないという理由で受注を逃すというケースも必ずあります。

しかし、供給の少ない(=ライバルの少ない)ところで勝負すれば、その分案件を獲得しやすくなりますし、場合によっては単価もこちら主導で設定できます。

自分の得意分野を伸ばすことはもちろんですが、意識してもらいたいのは「自分が苦手なことは、他の人も苦手かもしれない」ということ。

多くの人がスキル習得を敬遠する分野を掘り下げていけば、あなたしかいないブルーオーシャンを見つけられるかもしれません。

まとめ

以上、フリーランスWebデザイナーの年収についてのお話でした。

フリーランスは働き方も仕事内容もそれぞれのため、その収入もバラバラです。大事なのは、自分がどれだけ収入がほしいかというのを明確にすること。

そしてそのためには、とにかく行動することです。

「闇雲に動き回ってもいい結果にはつながらない」「事前によく考えることが大切」というような意見もありますが、ろくにデータもない状態でいくら考えても時間の無駄です。

データを集めるには、行動するしかありません。

はじめは予想で方向を定めて、走りはじめるしかありません。そしてデータがそろっていく中で、だんだんと精度が高めていくわけです。

そうすることで、いつか以前と同じ労力でも比にならないほどの大きな成果を出せるようになったりします。

フリーランスである以上、お金の話を避けては通れません。利益を出せなければ、廃業するしかないわけですから。でもフリーランスという働き方が、大きな可能性を秘めているのも事実。

興味があるなら、是非チャレンジしてみて頂けたらと思います。

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柴田 竹思

柴田 竹思

日本&ベトナム二拠点生活中のWeb系フリーランス。最近は育児6:仕事4のバランスで生活してます。これでもかってくらい奥さんの尻に敷かれてる座布団系男子です。

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