「人間関係がしんどいからフリーランスに」という選択肢はアリ【条件付き】

2019.10.25 2019.10.26フリーランス
「人間関係がしんどいからフリーランスに」という選択肢はアリ【条件付き】

会社員として働いていると、人間関係で悩んだ経験のある人がほとんどだと思います。

僕自身、会社員時代はメンヘラヒステリックおばさんや、40歳にもなって「昔は悪かった」自慢をする元・暴走族(自称)おじさんにイライラしたりしていました。

あとは、勘違いですぐ怒鳴る上司とかもいましたね。

そういう人間関係に苦しんでいると、組織に縛られずに生きているフリーランスを見て、「自分もフリーランスになろうかな」と思うこともあるでしょう。

ところが、フリーランスとして働いている人からは

人間関係から逃れるためにフリーランスになってもうまくいかない

という意見が多く聞かれます。

ということで今回は、フリーランスの人間関係、特に「人間関係がしんどいからフリーランスに、という選択肢はアリかナシか?」についてお伝えしていきたいと思います。

「人間関係がしんどいからフリーランスに」という選択肢はアリ【条件付き】

結論から言えば、「人間関係がしんどいからフリーランスに」という選択肢は、アリだと僕は思っています。

なぜなら僕自身、フリーランスになってから面倒な人間関係のほとんどから解放されましたし、自分の好きな人とだけつながるという「人間関係の選択」の自由度がグッと上がったと実感しているからです。

フリーランスとして働いている人の中には、

フリーランスで人間関係をうまくできなければ、食っていけない

と考えている人もたくさんいます。

しかし僕の考えを言わせてもらえば、それはその人がどんな仕事(職業)をするかによって変わることなので、一概に「フリーランス」で括ることはできません。

フリーランスは職業ではなく「働き方」なので、「フリーランスだから人間関係うまくできないと詰む」と言ってしまうのは少々安直かなと思います。

フリーランスの営業や美容師、カメラマンなど、「人と会うことを仕事としている人」であれば、たしかに人間関係を円滑にできる人の方が仕事は回りやすいでしょう。

でもWebデザイナーやプログラマーなど在宅フリーランスの場合は、その限りではありません。

もちろん人間関係がまったくゼロになるわけではありませんが、クライアントや取引先の担当者、外注パートナーなど、仕事上で構築される人間関係は限定的です。

そのため、そこをできるだけストレスの少ないものにできさえすれば、人間関係のストレスはかなりのところまで削減されます。

ただその反面、在宅系フリーランスの人間関係は希薄になりやすいとも言えます。

もともと引きこもり気質とか、「人間関係が煩わしい」という人ならあまり問題ではないかもしれませんが、僕のようなWeb系フリーランスとかだとフリーランスになってはじめに直面する問題が「孤独」という人も結構いるみたいです。

会社員とフリーランスでは、人間関係のしんどいポイントが違う

会社員とフリーランスでは、人間関係のしんどいポイントが違う、と言えるでしょう。

会社員は反りの合わない上司や同僚がいたとしても、自分からそのつながりを断つことは難しいです。

しかし、能動的に動かなくても一定数以上の人間と出会うことができるというのはメリットと言えます。

対してフリーランスの場合は、気の合わない人との関係を断ち、好きな人とだけつながるという選択もできますし、人によってはその方が仕事がうまく回るというケースもあります。

その反面、能動的に動いていかないと人間関係が停滞しやすいため、自分で新しい出会いを求めて動いていく必要があります。

そういう意味ではどちらにしても人間関係で悩む可能性はあるわけですが、会社で働いて人間関係ですり減っているのであれば、フリーランスとして働く可能性を模索するのは全然アリだと思います。

ただし繰り返しになりますが、「フリーランスになってどんな仕事をするのか?」によって必要な人間関係の規模や重要度は変わってきます。

その辺りは、しっかり見極めることをおすすめします。

人間は共通点がある人としかつながれない

「類は友を呼ぶ」とか「朱に交われば赤くなる」と言うように、人間は自分と共通点のある人としかつながれないし、それがなくなれば関係は薄れ、やがて途絶えてしまいます。

僕自身、フリーランスになる前となった後では、やはり人間関係が変わりました。

今の僕の周りには、自分と同じようにフリーランスとして活動していたり、一人会社などの小規模法人を経営している人がほとんどです。

もちろん学生時代の友人(会社員もフリーランスもいる)とかは地元に帰れば会ったりしますが、正直なところ昔ほど何でも話せるというような間柄ではないように感じています。

会社員とフリーランス、どちらがいいという話ではなく、考え方や生き方が違えば自然とつながりは薄れ、共鳴するものがある同士は自然につながるということではないかと思います。

フリーランスは自分次第で人間関係がものすごく広がる

フリーランスは能動的にならなければ人間関係が停滞してしまう、と言いました。

これは逆に言えば、自分次第で人間関係を広げることができるということでもあります。

僕が会社員時代にペーペーだったこともありますが、僕はフリーランスになってから経営者とか自分のビジネスを持っている人と会う機会が格段に増えました。

そういう人たちとのコミュニケーションを通して考え方を吸収し、行動することの大切さを学んだことは、フリーランスとして生きていくうえで大きな糧になったと思っています。

とはいえ、コバンザメのようにその人たちにぶら下がっておこぼれに与ろうという思考では、逆に相手から遠ざけられてしまいます。

ときには圧倒されながらも、自分のできる限りのメリットを提供することを続けていれば、どこかで大きく道が拓けるかもしれません。

柴田 竹思

柴田 竹思

日本&ベトナム二拠点生活中のWeb系フリーランス。最近は育児6:仕事4のバランスで生活してます。これでもかってくらい奥さんの尻に敷かれてる座布団系男子です。

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